隕石の鑑定室

Helio☾entric Astrology

太陽星座が「水瓶座」の方へ

地球星座は「獅子座」

 

太陽星座(一般的な星占いでのあなたの星座)が「水瓶座」の方は、ヘリオセントリックでの地球星座は、180度反対の「獅子座」となります。

地球星座が獅子座であることとは、何を意味しているのでしょうか。

f:id:meta:20210403113443p:plainf:id:meta:20210403112208p:plain

毛細血管のようなネットワーク

 

まずはじめに、太陽星座である「水瓶座」の性質を考えてみましょう。


太陽星座「水瓶座」は、横につながる網の目のようなネットワークを大切にします。突出したリーダーのない、皆が平等なコミュニティです。

そして既成の固着した概念を壊し、新たな未来的なものを志向します。斬新でオリジナリティがあり、エキセントリックと言われることも意に介さないでしょう。

 

反対に、人間的な豊かな感情だとか、突き動かされるような熱情だとか、そういったものにあまり重きを置かない傾向があります。

人間関係も、身近な人に深く立ち入るというようなことがなく、多くの人と同じような距離感を持ち、客観的な立場を保つ傾向です。

どこかクールで、サイバー空間のような無機質っぽい感じです。

 

そこには、あらゆる情報がやってきては流れて消えていきますが、そのどれもが同じような電気信号の組み合わせです。あらゆる価値を平等に捉えるので、心の中の熱量の差、圧力の差がある状態もあまり良しとしません。

体中を巡る、毛細血管のようなネットワークをイメージさせます。

毛細血管はどんな小さな末端の細胞までも血液を届け、体中にくまなく張り巡らされています。血の届かない部分があれば、そこは壊死してしまいますから、毛細血管にとっては細胞の一つも壊死させないことが一大命題となります。

 

しかし、水瓶差さんが忘れがちなことがあります。心臓がなければ、そもそも血を巡らせることは出来ないということです。

どんなに細かく完璧な毛細血管を巡らせても、そこに血液を流すのは、心臓というポンプ機能があるから可能となっているという事実です。

心臓は、体の中のリーダーと言えます。体の中の絶対君主です。心臓が動かなくなれば、すべての血管の存在は意味がなくなります。

同じように、あなたの人生において、生きるためのエネルギーを流し、リーダーとなっているものは何なのかを、一度考えてみる必要があります。

あなたを突き動かすパワーの源は何なのか。他の誰でもなく、あなたの属する場所でもなく、あなた個人はあなたの人生に何を望んでいるのか? ということをです。

 

世界の中心はあなた

 

その限界を超えていくために、正反対の性質である、地球星座「獅子座」の性質を思い出すことを、宇宙は教えてくれています。

それはもちろんあなたにもともと備わった性質なのですが、地球上の価値観に染まるうちに、見失ってしまったものと言えます。

地球というせまい檻に閉じ込められ、太陽を見上げる視線でしか世界を捉えられなかったからです。

本当のあなたは、太陽から地球を見下ろしているまなざしです。その方向性を、正反対の獅子座のあり方が、示してくれているということです。

f:id:meta:20210403112208p:plain

水瓶座の客観的、普遍的な生き方は、個人の内側からあふれる情熱に水を差してしまうことになりかねません。ヘリオの獅子座のエネルギーを思い出し、もう一度情熱を燃え盛らせることが大切となってきます。

毛細血管ではなく、「心臓」が主体となる生き方を取り戻します。それがあなたの人生にダイナミックな変化をまき起こすことでしょう。

 

まわりの環境、コミュニティと同化し、全体のためを第一に考えていたかもしれませんが、そこから一歩外へ出てみることを意識してみてください。

外へ出るということは、矛盾しているようですが、自分の内側に入るということです。内側へ入って、自分の中の情熱の在り処を探します。

 

本当の心と向き合い、素直な幼い心のままで、何がたのしいと感じるのか、何にワクワクするのかを問いかけてみましょう。

まるっきり子供へと退化しているように感じるかもしれませんが、意識を自分の中心へと狭めていくことは、決して退化ではなく、新たなベクトルでの進化なのです。

心臓がドキドキするような、心の高まりを感じることに、迷わず進んでみることが大事です。

周りからどう思われようが、浮いてしまおうが、気にしなくていいのです。浮いていると感じたら、正しい方向へ進んでいるというサインです。

 

自分が中心となることに慣れていないので違和感があるかもしれませんが、今のあなたにはむしろ、世界の中心は自分だ、という意識が必要です。

それは自分勝手であるということとは違います。あなたの人生の主人公は、他の誰でもなく、あなたでしかないということを、あなた以外に主人公になれる人はいないということを、意識することです。

 

ヘリオセントリックのまなざしは、個人のエゴを超えた場所にあります。魂の根っこは皆つながっているということを知っている場所です。

自分の魂の望みを生きることは、他の人達の望みでもあることを思い起こしてみてください。

自分が一番満たされて、一番ワクワクする生き方は、宇宙の望みでもあるのですから、自分のことばかりを考えている私は、わがままではないか?自分勝手ではないか?という疑いは、水に流してしまっていいのではないでしょうか。

 

 

それが、あなたが魂の全体像に還っていくために、かならず必要となるミッシングピースであり、今まで見えていなかった盲点となっていたポイントです。
その盲点もしっかりと視野に入れてあげたとき、私たちは魂の真の望みを生き始めます。